すでに来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内の3位が確定しているヴィッセル神戸が、最終戦を白星で飾った。

神戸はMFイニエスタら外国人が全員不在。それでも、個人技に優れる日本人だけのパフォーマンスで序盤からほぼボールを支配。日本代表FW大迫や、武藤の2トップを起点に果敢な攻撃を見せた。だが、サガン鳥栖の組織守備を崩せず、スコアレスで折り返した。

神戸優勢の後半26分、FW大迫が武藤のヘディングパスをトラップして左足で先制。さらに、後半ロスタイム6分、カウンターからダメ押し点を決めた。鳥栖は3度目の2連敗を喫したが、7位で今季を終えた。