来季J2に降格する大分トリニータが、2連覇を狙った川崎フロンターレをPK戦で破って九州のJリーグクラブとしては初めて決勝(19日・国立競技場)に進んだ。チームとして高いモチベーションを保ち、今季J1王者の猛攻を堅守で耐えた。

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J2降格決定チームが天皇杯で決勝進出は、01年度のセレッソ大阪、07年度のサンフレッチェ広島、12年度のガンバ大阪に次いで9シーズンぶり4例目。過去の3チームはいずれも準優勝に終わっており、今季の大分が優勝すれば初のケースとなる。

なお、J2チームの天皇杯優勝は11年度のFC東京が記録。チーム消滅が決まっていた横浜フリューゲルスは98年度大会を制している。