流通経済大柏(千葉)は前半に先制するも、PK戦の末に惜しくも敗れた。

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本田裕一郎前監督(74)の後を継ぎ、昨年から指揮を執る榎本雅大監督(43)にとっても選手権の初陣だったが、白星で飾ることはできなかった。

前半8分、MF都築駿太(2年)がドリブルで右サイドを突破し、折り返しに合わせたMF小林恭太(3年)が先制ゴール。しかし追加点を奪えないまま後半24分に同点に追い付かれ、PK戦に持ち込まれた。

榎本雅大監督(43)は「やっぱり選手権の難しさ、指揮を執るのは想像以上に難しい。技術だけじゃない部分というのを、マネジメントしないといけないと反省しています。近大和歌山さんの集中力が素晴らしかった」と相手をたたえた。いつもなら取れていたセカンドボールやルーズボールが相手に渡る場面も多く、思うような試合運びができなかった。

主将のMF渋谷諒太(3年)は「この仲間でできる最後の大会だったが、自分の未熟さが出た試合だった。感謝したい家族、仲間、スタッフに悔いのないプレーができたので、後悔はないです」と振り返った。榎本監督も「指導者が彼に引っ張られてる部分もあった」と、その人間性に一目置くキャプテン。「今日の試合を忘れずに、また来年日本一を目指してプレーしてほしい」と後輩たちに託した。

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