東海大静岡翔洋高サッカー部の初蹴りが3日、静岡市内の同校で行われた。OBの一員として元日本代表の沢登正朗氏(51=常葉大監督)や、今季からJ3福島ユナイテッドFCを指揮する服部年宏氏(48=前ジュビロ磐田ヘッドコーチ)らが参加。現役Jリーガーでは、J3テゲバジャーロ宮崎のGK石井健太(34)が駆けつけ、現役選手とのゲームで汗を流した。

OB会長を務める沢登氏は、後輩たちの活躍に期待を込めた。開催中の全国高校サッカー選手権で8強入りした静岡学園について、「静学が静岡で1強になりつつある。そこに風穴をあけなければいけない」と強調した。続けて「普段の練習や自主トレで自分の得意、不得意な部分を分析してほしい。我々OBは、後輩の活躍を楽しみにしています」と、エールを送った。