北海道コンサドーレ札幌は12日、運営会社の株式会社コンサドーレの新体制を発表した。野々村芳和社長(49)が退任して代表取締役会長に就任し、三上大勝GM(50)が代表取締役GMに就任した。三上氏が実質社長としてクラブ経営とチーム強化に携わり、フロント陣の仕切り役を担う。

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三上代表取締役GMの一問一答

-就任について

三上氏 11日付で代表取締役GMを拝命した。我々の事業はサッカーチームの運営だけではなく、スポーツ、サッカーを通して北海道、札幌市、そこに関わる人々を豊かに元気にする。これが我々の事業というところを今後も具現化できるよう、頑張っていきたい。

-野々村代表取締役会長は今後はクラブとどう関わる

三上氏 現時点では代表取締役会長として引き続き野々村の力も借りながら、私としても代表取締役GMとして引き続きやっていくと考えている。

-強化にも携わる

三上氏 はい。そのつもりです。

-社長という肩書不在について

三上氏 私自身のわがままを聞いていただいて今のようなかたち。実質社長と思ってもらって構わない。私自身コンサドーレのGMというものに対してここまでこだわりを持ってやってきた。その思いは今後も継続してやっていきたい。関係者にご理解いただいた上で今回このようなかたちでやらせていただきたいとなった。