沖縄・金武でキャンプを行っている浦和レッズのMF平野佑一(25)が3日、オンライン取材に応じた。

キャンプは終盤に差しかかり「新加入の選手が多い分、コミュニケーションも右肩上がりという印象」と一体感への手応えを口にした。

昨年8月にJ2水戸ホーリーホックから加入し、リーグ戦13試合に出場。自身のプレースタイルを「地味な選手」と表現するが、天皇杯優勝後に見せたキレキレのダンスが話題になるなど、ピッチ外でも盛り上げてきた。

「変幻自在でいろいろやらせていただいております。本当は真面目で行きたいのですけど、槙野選手始め、音がだいぶ消え去ってしまったので、僕が盛り上げられるような場面があれば、ちゅうちょなく」。

にぎやかな「お祭り男」ら多くのベテランが退団した今年は、自身が盛り上げ役の一端を担うつもりだ。

もちろんピッチでも盛り上げる。こだわるのは得点力。「あまり目立とうとすると、空回りしていいプレーができないという自己分析があった。もう1個上のステップに行くためには、ボランチでも点を取れるというのは貴重。今年は点数にすごくこだわっていきたいと思っている」。浦和初ゴールを決めて、ノリノリでシーズンを駆け抜ける。