ヴィッセル神戸の三浦淳寛監督(47)は、試合終盤に追いついた選手たちをねぎらった。「この勝ち点1が最終的に影響してくると思う。よく選手たちが頑張って、追いついたと思う」。

1点を追う後半13分に、相手FW明本がレッドカードで一発退場。10人で守りを固めてきた相手に、何度もクロスを入れて揺さぶり、最後はDF槙野がヘディングでゴールを決めた。

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その槙野に左クロスを挙げたFWイニエスタは、今季初めてベンチ入りし後半19分から途中出場。「(プレーは)大体30分くらいかと。彼とはしっかり話しをしていました。相手にとって嫌な場所を探すことが得意な選手でもありますし、1発の得点チャンスをものにする選手だと思うので、そういう意図で起用した」。指揮官の起用に、見事なピンポイントクロスで応えた。いい流れのまま、次は中2日で26日福岡戦(ノエスタ)。ホーム開幕戦で今季初勝利をつかむ。