名古屋グランパスはMFマテウスの今季初得点で柏レイソルに追いつき、勝ち点1を手にした。
今季、前線の攻撃陣に得点がない中、長谷川健太監督は、FW金崎夢生を先発起用。左にMF相馬勇紀、右にMFマテウスを配置する変化を加えた。
0-1の前半16分、金崎がゴール前で相手DFを背負い落としたボールをマテウスがネットを揺らし同点に。
後半は、再三のピンチを守護神のGKランゲラックが好セーブを連発し、引き分けに持ち込んだ。
長谷川監督の主な一問一答は以下の通り。
-総括
長谷川監督 「最後は何とか勝ち点1を死守したという展開になった。前半は非常に攻撃の形も良く、最近のゲームの中では一番いい前半だった。ただ、入りが少し悪かった分、そこだけもったいなかった。後半になってミスから相手にショートカウンターを食らうシーンが結構あった。ミスを減らさないと、90分通して自分たちがしっかりしたサッカーをするのは難しいと思いますので。45分やれた時間帯を、どんどん増やす作業をしていきたい」
-前半良かった要因は
長谷川監督 「マテウスと相馬を今日は入れ替えて前半臨みました。特にマテウスの出来が非常に良かった。流れの中で決定機を作ることが出来たのも今日の収穫。セットプレーも非常に惜しいのがあった。後半、チャンスの数が少なくなったのは残念」
-金崎選手が今季初先発。彼の働きは
長谷川監督 「非常に練習から結果を出してくれている。練習前の準備も入念にずっとキャンプからやっているので。ここのところ、練習試合でも結果を残していた。練習でもしっかりしたパフォーマンスをしていた。前線、なかなか当たりがない中で、彼のプレーに期待したいと言うことで先発で使いました。本当に期待に応えてよく頑張ってくれた」
-吉田選手の状態は
長谷川監督 「皆さんが見ている公開の練習で足を痛めて。軽い肉離れ。全治を出すほどのけがではないです」
-代わりの森下選手についての評価は。
長谷川監督 「最後までいいプレーをしてくれたと思っている。今後のプレーに期待をしたい」
-今後、攻撃の選択肢を増やすためにどう練習を重ねていくか
長谷川監督 「今日も、途中で出た選手がもっと活躍してくれると、試合を決めてくれるところまでいってくれれば言うことはない。なかなか今日は、途中から出てゲーム的にはパワーダウンした。勝負をかける時間帯だと思いますので、ああいう時間帯でしっかり結果を残すような選手は見極めていきたい。ルヴァン杯でまた、練習を見て、いい選手に関しては起用はしていきたい」