京都サンガが苦難を乗り越えて、開幕以来5試合ぶりの勝利を飾った。

3月下旬に新型コロナウイルスの陽性判定を計14人(選手8人、スタッフ6人)が受けて、チーム活動は一時停止に。大量離脱者を出す中、この日が練習再開5日目での試合だった。

1点を追う後半10分、J1初得点(通算18試合出場)を決め、同点にしたDF荻原拓也(22)との主な一問一答は次の通り。

 

-神戸に先制点を許した場面は

荻原 前節の失点シーンを踏まえて「マイナスのボールにしっかり反応しよう」ということを意識していた。それはできたが、福岡(慎平)選手と自分がぶつかってしまった。アクシデントのような形からの失点だったので、あまり気にしていなかった。

-自身の同点ゴールの場面は

荻原 前半にも「これがつながれば、すごくいい形だな」という場面がたくさんあった。悪いボールの失い方をして、逆にカウンターを受けた場面もあった。後半は質のいいカウンターからゴールを決めることができてよかった。

-FW宮吉の勝ち越しゴールにつながるクロスも供給した

荻原 相手にとって怖い選択肢はクロスだったので、その選択をした。サンガのスタイルである、人数をかけて勢いのある攻撃ができた。スタイルを体現してゴールが取れたのはよかったと思う。