D組は湘南が2-1で東京を破り、D組首位を守った。曹貴裁監督(チョウ・キジェ、53)が新型コロナウイルスの陽性判定を受けベンチを外れた京都は3-2で札幌に逆転勝利し、C組首位に浮上。左アキレス腱(けん)断裂でベンチを外れたネルシーニョ監督の柏は3-1と鳥栖から今大会初勝利を挙げ、勝ち点5とした。

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柏レイソルは若手が、緊急事態を救った。前半18分に20歳FW鵜木が、プロ初得点で先制。同34分には、18歳FW升掛が追加点。ルヴァン杯3試合連続得点となる同大会4点目をマークした。11日に左アキレス腱(けん)を断裂したネルシーニョ監督が手術を受け、代わりに指揮を執った井原ヘッドコーチは「試合の重要性を理解して、全員が自分のプレーをしてくれた」とうなずいた。