セレッソ大阪のプロ高校生、17歳FW北野颯太が先発出場し、ルヴァン杯2ゴール目を決めた。0-2の後半29分、FW上門のパスを左足で決めた。この日は主に右MFに位置し、状況に応じて前線や中央へと活動エリアを変えた。

3月2日のアウェー鹿島アントラーズ戦で、北野は17歳6カ月17日のルヴァン杯クラブ最年少(全体の4位)ゴールを挙げており、今回も鹿島戦での得点。ホームでは公式戦初得点になった。フル出場も初めての経験だった。

「ジョー君(上門)が(パスを)落としてくれると信じて走った。あとは決めるだけだった」

今春に高校3年に進級したばかりの北野は、J1では今季開幕から8試合のうち7試合に出場(無得点)。ルヴァン杯はここまで全4試合に先発した。

「だんだんとプロのスピードに慣れてきた。自分が決めてチームが勝つ試合を増やさないといけない。これからもゴールを取り続けたい」

本来ユース(U-18)所属だったが、今季開幕前にJリーグの公式戦に出場可能となる2種登録となり、2月19日のJ1開幕横浜Fマリノス戦には途中出場でデビュー。同25日にプロ契約を結んでいた。U-19日本代表候補に選ばれ、24年パリ五輪代表入りも期待されている。