横浜F・マリノスが序盤に挙げた2得点で、シドニーFC(オーストラリア)に快勝した。3勝1敗の勝ち点9とした。

前半6分、CKを跳ね返されたボールを回収し、再び左サイドからMF水沼がゴール前へ入れたクロスをDF実藤が頭で押し込み先制した。

さらに前半11分、FW西村の個人技が光った。右サイドのDF松原の低く鋭いパスを西村が受けると、素早いターンから左へ持ち出し、左足でゴールを奪った。立ち上がりで幸先良く2点をリードした。

ただ後半に入ると状況は一変。押し込まれる場面が増え、後半19分にはDF角田が決定機を阻止したとしてレッドカードを提示された。

10人となった横浜は前線からのプレスをあきらめ、全体的に引いてコンパクトに守り、シドニーFCの攻撃を受け止めた。

 

横浜はさらに後半42分、右サイドを抜け出したDF岩田からの折り返しのパスを、FWアンデルソン・ロペスが右足で押し込み3点目。勝負は決した。守っても最後まで集中を切らさず、完封勝ちした。

第3節終了時点では、H組は全北現代モータースFC(韓国)が2勝1分けの勝ち点7で首位に立ち、横浜は勝ち点6(2勝1敗)で2位に付けていた。