現在タイで集中開催されているアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグに参戦中のヴィッセル神戸は28日、決勝トーナメント進出が確定したことを発表した。

J組でここまで2勝1分けの首位神戸は、最終戦を待たずに他組の結果によって1次リーグ突破が決まった。東地区5組の各組首位は無条件で1次リーグを突破でき、さらに各組2位の計5チームで成績を比較し、うち上位3チームが1次リーグ突破となるが、神戸はその条件を満たした。

5月1日の最終戦では、首位通過を懸けて2位の傑志(香港)と対戦する。

ロティーナ監督はクラブを通じて「自分たちの1つ目の目標は達成できた。残りの時間で引き続き、チームの成長のために練習を重ねて、最後はよい形で終わりたい」と必勝を誓った。

今大会は主将MFイニエスタが体調不良で不在のため、キャプテンマークを巻くMF山口も「(最後の試合も)しっかり勝って、よい形で終わりたい。もちろん1位で通過したい。しっかり勝って終わって、Jリーグによい流れを持っていきたい」と、開幕10戦未勝利(4分け6敗)で最下位に沈むJ1リーグ戦へも思いを寄せた。