J1アビスパ福岡MF田中達也(29)が、複数得点での今季初の3連勝へ意欲を見せた。

2アシストでFC東京にクラブ最多タイ5得点の圧勝に貢献してから一夜明けの4日。福岡市内で練習後、7日湘南ベルマーレ戦(ベススタ)へ向けたオンライン取材に応じ「(強みの)堅守を残しつつ複数得点できれば、上位争いできないことはない」と必勝を期した。

特に、FC東京戦は、新加入FWルキアン(30)とのホットラインから、昨季J2得点王の移籍後初得点を含む2ゴールをお膳立て。「(ルキアンと)最近よく話し理解が進んでいる。クロスの自主練をかなりの数やって、試合で結果が出て良かった」といい、福岡の新たな得点源になった。

地元東福岡高の出身。母校の大先輩の右SBの日本代表DF長友佑都(35)とも「日本を代表するサイドバックで、そこに挑戦していけるのが楽しみだった」と、左サイドでマッチアップして燃えた。

元日本代表FW田中達也とは同姓同名。名前負けせず堂々と渡り合った自信を胸に、さらなる高みを目指す。