ガンバ大阪片野坂知宏監督(51)は24日、25日のJ1リーグ戦、サンフレッチェ広島戦(パナスタ)に向けたオンライン取材に応じた。

最近3試合を2勝1分けと好調な広島は、ついに4位まで浮上。ドイツ人スキッベ監督の目指す、連動的なサッカーで結果を出している。

現役選手、コーチとしても過ごした古巣クラブとの対戦に、片野坂監督は「広島の前線は、強烈な外国人選手(ベンカリファ、ジュニオール・サントス)がいる。勢いのあるチームで、我々はハードワークしないといけない」と要警戒。

一方でG大阪は5月中旬にトップチームの選手、スタッフの計7人が新型コロナウイルスの陽性者になり、苦しい状況が続く。

戦列を離れている選手の復帰に、指揮官は「試合に入れる状態なのか、チャレンジできるのか、その見極めを数日でやっている。状態が万全になっているか、見極めた中でメンバー構成したい」と話すにとどめた。

また、前節21日の大阪ダービーで、DF昌子源(29)とFWレアンドロ・ペレイラ(30)が仲間割れし、試合を中断させたことに「試合後の控室でも話をしたし、そこで解決している。次の日も(2人から)みんなに、ああいうことになってしまったことに対しての反省や謝罪はあった。私自身も別に大事にすることはないと思っている。特にクラブ、私自身もとがめることはない」と、ペナルティーを科すことはないと明言した。