今季J1最下位に低迷するヴィッセル神戸は27日、昨年就任したばかりの徳山大樹社長(33)が退任し、後任に千布(ちふ)勇気氏(36)が6月1日付で就任すると発表した。

21年2月に、31歳の若さで社長に就いていた徳山氏は副社長に降格する。引責辞任を示唆していた三木谷浩史会長(57)が、23日に自身で続投を表明したばかりだった。

佐賀県出身の千布氏は、東大大学院から11年に楽天に入社し、19年にはクラブの常務執行役員に、21年から取締役に就任していた。

クラブを通じて「粉骨砕身の覚悟で業務にあたってまいります。皆様と共に一致団結し、残りのシーズンを常に前を見続けながら駆け抜けていきたいと思います」などと声明を発表。

徳山氏は「今季は、タイトル獲得を目指しスタート致しましたが、現在までご期待に添える結果を出せていないこと、深く責任を感じております」などとコメントを発表した。

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