17位の清水エスパルスが、18位ヴィッセル神戸との“裏天王山”に敗れた。0-1の後半21分。FWチアゴ・サンタナ(29)が左クロスに反応し、左足でネットを揺らした。ブラジル人助っ人の今季6点目で一時は同点としたが、同ロスタイムに勝ち越し点を献上。今季3度目の連敗を喫し、順位は2020年12月の第33節仙台戦(2●3)以来、約2年ぶりのリーグ最下位に転落した。

 

ゼ・リカルド監督(51) 終了間際に失点してしまい、非常に悔しい。後半は持ち直したが、それでは結果が追いついてこない。遅い。90分通して安定したパフォーマンスが必要だ。こういった(最下位)状況なので、問題は1つ、2つではない。すべてに向上していかないといけない。

 

MFカルリーニョス・ジュニオ(27) 神戸とは、絶対に難しい試合になると分かっていた。ある程度はバランスを保てたが、サッカーは90分間、最後までやらないといけない。