ヴィッセル神戸の主将MFアンドレス・イニエスタ(38)が、家庭の事情で一時帰国していたスペインから再来日できていないことが29日、分かった。

当初は7月下旬に日本に戻った上で、J1リーグ中断期間明けの30日柏レイソル戦(ノエスタ)の出場を見込んでいたが、欠場が決まった。

29日、オンライン取材に対応した吉田孝行監督(45)は「家庭の事情で(合流は)柏戦の後になったという状況です。もちろん、いてくれた方がチームにとってはプラスになるが、家庭の事情でどうしても仕方のないことで、チーム全員が理解している。問題ない」と説明した。

現在15位の神戸は、J2降格圏から脱出したとはいえ、今季ここまで21試合2得点のイニエスタの柏戦欠場は戦力ダウンになる。クラブからは17日に「家庭の事情でスペインに一時帰国し、今月下旬に再来日する予定」と発表されていた。

近日中に再来日できた場合でも、コンディションの問題で8月3日のルヴァン杯準々決勝第1戦のアビスパ福岡戦(ノエスタ)は微妙になりそうだ。

その次は同6日のJ1リーグ、セレッソ大阪戦(ヨドコウ)になる。