前回王者の名古屋グランパスが準々決勝で浦和レッズに敗れ、姿を消した。昨季のルヴァン杯王者と天皇杯王者の対決。3日の第1戦は1-1の引き分けだった。

ゴール裏限定で声だし応援の実証実験が行われ、試合前から両サポーターの声援がスタジアムに響き渡った。6日のリーグ戦では3-0で名古屋が勝利。浦和との3連戦を1勝1分け、勢いにのったまま乗り込んだ。

序盤はFWマテウス・カストロ(27)を中心に積極的に攻撃を見せた。しかし前半31分、浦和MF伊藤敦樹(23)に先制を許した。前半40分にもコーナーキックから伊藤に華麗なボレーシュートを決められ2点目。86分には後半から出場のMF江坂任(30)にも追加点を入れられた。

後半も流れは引き戻せず、準々決勝で敗退となった。