北海道コンサドーレ札幌MFスパチョーク(24)が得点に絡み続ける。

オフから明けた14日、札幌・宮の沢での練習に参加した。4-0で勝利した前節11日ジュビロ磐田戦では、後半41分から途中出場し、2-0の同45分、MF高嶺へのラストパスで3点目を追加した。2試合連続アシストで今季初の2連勝に貢献。「プレーの自信につなげられる。2試合とも勝てて素晴らしい」と手応えを得ている。

6月にタイ1部ブリラムから期限付き移籍で加入し、8月7日湘南戦(5○1)でJリーグデビューを果たした。同戦でもアシストをマーク。まだ先発はなく全5試合途中出場のためプレー時間は通算53分ながら、すでに通算3アシストを記録している。アシストした3試合は全勝。「コンディションはどんどん上がっている」。チームへの順応を見せており、「ゴールを狙っている」と、初得点の機会もうかがっている。

国際大会キングス杯(22日開幕、タイ)に臨むタイ代表への招集は確実で、18日アウェー横浜戦(日産スタジアム)後には合流する見込み。代表活動前の試合へ「勝ち点が必要。両チームとも攻撃的サッカーのチーム。とても楽しみ」と対戦を待ち望んでいた。