ヴィッセル神戸は今季2度目の3連勝を懸け、J1リーグ中断明けの10月1日、敵地でアビスパ福岡との残留争い直接対決を行う。13位の神戸に対し、同じ勝ち点31の福岡が得失点の差で14位になっている。

神戸は中断前最後、9月18日のガンバ大阪戦に2-1で逆転勝利を収めた。その大一番でけがから復帰を果たし、途中出場で2ゴールを決めたFW大迫勇也(32)が、福岡戦では約1カ月半ぶりに先発する可能性がある。

吉田孝行監督(45)は30日、オンライン取材に応じて「もちろん(大迫は)先発の可能性もあるし、この前みたいな役割(G大阪での途中出場)もあるし、それは言えない」と明言を避けたものの「次は先制点が大事」とし、前半からベストメンバーを選択するかもしれない。

一方で中断前のG大阪戦でDFトゥーレルが、中断期間中の紅白戦でMF飯野がけがをし、主将MFイニエスタも引き続いて欠場する見込み。

吉田監督は「(福岡戦が)残り5試合のうちの1試合とはとらえていない。次は決勝戦。クラブ全体として分かっている。結果は後からついてきて分からないが、勝つ準備はしっかりできている」と必勝を誓った。

残り5試合の神戸は、福岡戦を終えると、サンフレッチェ広島、湘南ベルマーレ、川崎フロンターレ、横浜Fマリノス戦が待つ。