日本サッカー協会(JFA)は4日、損害保険大手のMS&ADホールディングスと新設の「メジャーパートナー」契約を結ぶことに基本合意したと発表した。都内で日本サッカー協会の田嶋幸三会長とMS&ADグループの樋口哲副社長が調印式を行い、契約期間は23年から4年間。「メジャーパートナー」はオフィシャルパートナー、オフィシャルサプライヤーに続く新たな形態になる。

MS&ADグループは、今年までサポーティングカンパニーとして契約し、なでしこジャパンの試合の協賛、サッカー教室など女子サッカーを中心にサポートしてきた。新契約では協賛対象範囲を拡張し、全カテゴリーの日本代表チームのほか、選手や指導者の育成、審判など日本サッカー協会の事業をサポートしていく。

樋口副社長は「当社もさまざまなスポーツをサポートしているが、その中でサッカーは年齢や性別を問わず幅広く楽しみ、ワールドワイドに幅広く行われている。我々も世界トップの保険金融グループを目指す上で、世界中で認知されているサッカーは魅力あるスポーツ」と話した。