JFLのFC大阪が、念願のJ3昇格に向けて、大量援軍を確保した。リーグ最終節である20日のMIOびわこ滋賀戦(花園第1)で観客が3732人集まれば、ガンバ大阪、セレッソ大阪に続いて、大阪3番目のJリーグ入りが決まる。クラブは参入条件であるホーム平均観客動員2000人をクリアするため、サポーターと喜びを分かち合うスペシャルなゲストを招待。連日にわたり、「有名人」の来場を発表している。

7日=元日本代表のラモス瑠偉さん。

8日=ラグビー元日本代表の大畑大介さん、元桜坂46の渡辺梨加さん。

10日=大阪府の吉村洋文知事、東大阪市の野田義和市長。

11日=元プロ野球選手の糸井嘉男さん、藤井秀悟さん。

近藤祐輔社長は、6日に「目標達成のためには、残り2試合しっかり勝つことと、そしてもう一つの要件である年間観客動員数をクリアしなければいけません。そのためには、11月20日の東大阪市花園ラグビー場第1グラウンドでの今季最終戦に、3732人のお客様にご来場いただかなくてはならず、皆様の協力が必要不可欠です。ただし、FC大阪としては、J3入会に必要な3732人はあくまで最低限とし、さらなる高みであるJFL最多入場者数(1万6218人)の記録更新を目指してまいります」とコメントを発表している。

ラグビーの聖地である花園で、FC大阪が20日に満開の花を咲かせるか、注目が集まる。