全国高校サッカー選手権(12月28日開幕)の組み合わせ抽選が21日に行われ、激戦区大阪を制し2大会ぶり4回目出場の履正社は、12月29日の1回戦で東邦(愛知)との対戦が決まった。

古田和之介主将(3年)は「自分たちよりも(東邦は)選手権での経験が豊富。チャレンジャー精神で戦いたい。ボールを奪う、ゴールを奪うという、アグレッシブなサッカーを見せたいです」と話した。

大阪勢の優勝は1973年度の北陽(現関大北陽)を最後に遠ざかる。ベスト4入りなら16年の東海大大阪仰星以来だ。

今季の履正社は、川崎F入りするMF名願斗哉(3年)、J2徳島内定のDF西坂斗和(3年)らを擁し、プレミアリーグWESTでJユースの広島やC大阪、G大阪などよりも上の7位につけている。

初戦を突破すれば、大みそかの2回戦は盛岡商(岩手)-帝京第五(愛知)の勝者とぶつかる。その後は、年が明けた1月2日に佐野日大(栃木)-奈良育英(奈良)の勝者との対戦となる。

古田主将は「大阪を背負って日本一になれるよう1戦、1戦臨んでいきたい」と闘志を燃やした。