J1の名古屋グランパスは20日、昨年のワールドカップ(W杯)日本代表のFW相馬勇紀(25)がポルトガル1部カザピアに期限付き移籍することを発表した。

クラブを通じて「東京五輪、カタールW杯に出場したことは僕の誇りです。支えてくれた全ての皆さま、本当にありがとうございました。世界のSOMAになってきます」とコメントした。

期間は6月末までの半年契約。関係者によれば完全移籍での買い取りオプションが付けられる見通しだという。

相馬は三菱養和ユースから早稲田大を経て、19年に名古屋入り。昨季はリーグ戦34試合出場2得点。欧州での移籍先を探し、8日の名古屋の始動には参加していなかった。

カザピアは今季から1部に昇格し、現在はリーグ5位。17年まで福岡に在籍したFW邦本宜裕(25)も所属している。