昨季のJ1王者と天皇杯王者が対戦する富士フイルム・スーパーカップ(2月11日、国立)の概要発表が3日、都内で行われた。

Jリーグは今年で30周年を迎えるが、富士フイルム・スーパーカップも今回で30回目を迎える。今回は、昨季のリーグ優勝・横浜F・マリノスと、天皇杯覇者のJ2ヴァンフォーレ甲府との対戦となる。

会見に出席したJリーグの野々村芳和チェアマン(50)は「毎年、この試合からJリーグが始まる空気になっていく。今回はJ1とJ2のクラブの試合。今年のJ1、今年のJ2が広い意味で想像できるいい組み合わせになった。声が戻る熱量のあるゲームに戻る。期待を持って見ていきたい」と話した。

ウィズ・コロナの時代に入り、スタジアムは全席で声出し応援が可能となる。野々村チェアマンは「スタジアムの前向きな空気を、選手の躍動とともに一緒につくってほしい。みんなで前に進むことを見せられれば社会のためになるし、全体の空気感をどう前向きにつくっていくか期待したい」とスタジアムの盛り上がりに期待を寄せた。