浦和レッズが横浜F・マリノスに敗れ、開幕戦から2戦連続で完封負けを喫した。開幕戦に続きフル出場した浦和GK西川周作(36)はサポーターの姿に、ホームで迎える3月4日セレッソ大阪戦(浦和駒場)での今季初勝利へ気持ちを入れ直した。

この日は前半18分に先制点を与えると、後半44分にダメ押しの2点目を献上。試合後、敵地のゴール裏に集まったサポーターたちは1度ブーイングするも、すぐに「浦和レッズ!」と連呼し、選手たちを鼓舞した。

この声に西川は「胸を打たれている。連敗は受け入れがたいことだと思うのに、サポーターがポジティブな雰囲気をつくり上げてくれた」と思いを受け止めた。副将のMF岩尾憲(34)も「恥ずかしいと思わないといけない。サポーターに拍手してもらえるように。受け止めてやっていきたい」と決意を示した。

思うような結果はまだでないが、チームの成熟に少しずつ手応えも感じている。「(開幕戦の)FC東京戦よりも自分たちがやりたいことができた時間が長かった。(サポーターの声を)自分たちへのメッセージ、責任ととらえたので、全員で勝利を収めたい」と西川。次戦こそ、サポーターとともに喜びを分かち合う。

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