女子サッカーWEリーグの日テレ・東京ヴェルディベレーザが2月28日、東京・稲城のクラブハウスでリーグ中断期間に新加入した選手の記者会見を行った。

会見には竹本一彦監督(67)と、新加入のFW土方麻椰(18=下部組織のメニーナから昇格)、DF木崎あおい(24=広島から移籍)、柏村菜那(18=メニーナから昇格)、FW氏原里穂菜(18=十文字高から加入)が出席。DF船木和夏(22=早大から加入)は体調不良で欠席した。

注目は中断期間中にサンフレッチェ広島レジーナから獲得した木崎。日テレ東京Vでは、同クラブ一筋で活躍してきたなでしこジャパンMF三浦成美が米女子プロリーグNWSLのノースカロライナ・カレッジに移籍。ボランチの三浦が抜けた中盤の構成をどうするかは、後半戦の戦い方を考える上での1つの大きな要素だ。

竹本監督は木崎について「広島では左サイドバックをやっていましたけど、右もできるし、(浦和の)アカデミー時代は、今代表で活躍してる長野風花(リバプール)と一緒にボランチを組んでいた」と紹介。

その上で獲得した理由について「彼女の良さは複数のポジションができること。なぜ彼女をとったかというと、三浦成美がアメリカに移籍しまして、その不在のところで多様性のある起用ができる」「三浦がいなくなって、そこに誰か1人を置いて同じことをやるのではなく、もう少し全体が機能できるように。(チームの)味は変わると思うんです。そこは否定せず、もっとチームが進化できればいいなと思って戦っていきたい」と説明した。

竹本監督はさらに「木崎は強気な性格をしているので、もっとうちのサッカーに慣れて、攻撃的な発想、プレーをしてもらえたら。中断期間に他チームからレギュラー選手を獲得したのは初めてのことで、そういう意味でも、成功してほしい」と期待を込めた。

木崎は「お話をいただいた時は正直すごく驚いた。WEリーグ内では、こういう事例(シーズン途中のレギュラーの移籍)がなかなかない中で、お声がけいただいたクラブがベレーザだったということで、すごく驚いたし、うれしい思いがすごく強くて」「すごく悩んだんですが、自分の中でどういうサッカーをしたいかとか、どういう人生を歩んでいくかというところで考えたときに、ベレーザで活躍してもっと成長していきたいなと強く思って決断しました」と笑顔で意欲を語った。