サッカーJFLのホンダFCは、12日の沖縄SV戦(浜松市・都田サッカー場)で今季開幕を迎える。4季ぶりのリーグ優勝に向け、14チームと各2戦、計28試合に臨む。今季からチームを指揮する小林秀多(ひでかず)監督(49=藤枝東高出)は「(監督として)1年目からリーグ優勝を狙い、天皇杯でもJチームを倒して上位を目指す」と意気込んだ。
昨季はリーグ戦終盤で優勝争いに絡みながら、残り3戦を勝利できず3位で終えた。リードで迎えた終了間際に追いつかれ、勝ちきれなかった試合が何度かあった。指揮官は今オフで「1点を守りきる守備を鍛えた」と強調。攻撃では速さや高さ、空中戦で揺さぶりをかけ、相手に「怖さ」を与えるつもりだ。ショートパスなど、これまでの攻守スタイルにこだわり過ぎず「自分たちから変化をかけられる集団」として柔軟性も追求している。
チームは社員選手だけで戦うようになり3季目。しかし、個々の能力は「高い」と話す。下部組織で育成コーチを務めた経験から「選手の持つ能力を引き出して育てるのは、やりがいしかない」。新主将のMF松本和樹(30)については、足さばきはリーグトップクラスとし「替えが利かない選手。中盤の心臓部」と期待を寄せた。その松本は「攻撃的なサッカーに、泥くささのある堅い守備で勝利を重ねたい」とこたえた。
指揮官から「攻撃の核になって」と望まれる川畑隼人(25)は今季、MFからFWに位置変更。副主将も任され「期待されているな」(川畑)と気持ちを新たにしている。「アシストやシーズン2桁得点で結果を残したい」と目標を掲げ、ホームでの初戦から「絶対に勝つ」と力を込めた。【倉橋徹也】



