セレッソ大阪の元日本代表MF香川真司(34)が22日、自身13年ぶりの大阪ダービーに決意を示した。大阪市内での公開練習後、取材に応じた。

「もちろん、ダービーなんでね。大事な試合だし、特にファン、サポーターにとって意味のある試合。しっかり勝ちにいきたい」

C大阪は26日にルヴァン杯1次リーグ第2戦で、ガンバ大阪と敵地で対戦する。ともに同杯2連勝に挑む一戦。C大阪はルヴァン杯を含む直近11試合の大阪ダービーで、7勝3分け1敗と圧倒している。G大阪の本拠地パナスタでは公式戦5連勝中だ。

香川にとって大阪ダービーは、前回C大阪在籍時の10年3月14日のJ1リーグ第2節でホーム長居で対戦して以来、公式戦では13年ぶり2度目になる。当時20歳だった香川はフル出場したものの、得点はなく、1-1で引き分けた。

今季約12年半ぶりに欧州から復帰した香川は、開幕から公式戦全6試合に出場しており、3試合連続で先発中。12日のリーグ鳥栖戦では約12年10カ月ぶりの復帰ゴールを挙げている。大阪ダービーでも先発は確実視される。

「個人的にはまだ(課題を)消化しきれていない。もっとうまく戦いたいし、チームとしての質も上げたいし、個人的にもコンディションと質を上げたい。早く練習して、試合をしたい。次(のG大阪戦で)いい試合をして勝ちたい」

現状に満足しない背番号8は、久々の大阪ダービーでさらなる飛躍を遂げるつもりだ。