ガンバ大阪は26日、本拠地パナスタでルヴァン杯1次リーグの第2戦でセレッソ大阪と対戦する。

ダニエル・ポヤトス監督(44)は25日、大阪・吹田市内での完全非公開練習後に取材に応じ、主将FW宇佐美貴史(30)の出場回避を明言した。12日の広島とのリーグ戦で右太もも裏を痛めた宇佐美は、18日札幌戦を欠場していた。

指揮官は、宇佐美のけがは順調に回復していると強調した上で「この試合(大阪ダービー)には来ない。リスクは冒したくない。次の湘南戦に向けて準備したい」と説明。4月1日のリーグ戦、アウェー湘南戦で復帰する方向性を示した。G大阪はリーグ戦では開幕から3分け2敗と未勝利が続いている。

C大阪のMF香川真司(34)は先発が確実視されているが、これにより、宇佐美-香川の日本での初対決は今後にお預けとなる。

2人はともにドイツでプレーしていた時代に対戦経験はあるが、香川が唯一経験した前回10年3月14日の大阪ダービー(J1リーグ戦、長居)では、20歳の香川がフル出場し、17歳の宇佐美はベンチ入りしたものの出場機会はなかった。