ガンバ大阪が後半46分、MF食野亮太郎(24)のゴールで何とかドローに持ち込んだ。

大阪ダービーの公式戦はホームで5連敗中だったが、不名誉な記録はストップした。

右太もも裏の負傷で出場を回避した主将FW宇佐美貴史(30)に代わり、キャプテンマークを巻いた副主将のMF山本悠樹(25)は「相当、気合が入っていた。いろいろと思うところはあった。やはり勝ちたかった」と、執念ドローにも悔しさをにじませた。この日はインサイドハーフでフル出場し、攻守のつなぎ役になった。

関学大から入団4年目の山本悠は今季、大黒柱として期待されながら、イスラエル代表MFラビらの加入の影響もあり、リーグ戦はここまで5試合で先発は2試合、途中出場が2試合、前節札幌戦は初めてベンチ外だった。