Jリーグの秋開幕へのシーズン移行を目指す日本サッカー協会が「秋春制」実現に向けて提案したスケジュール構想が19日、判明した。

18日に行われたJ1~J3実行委員会で26年W杯米国・カナダ・メキシコ大会以降の日程が話し合われた際、次の提案があった。

具体的には、W杯イヤーの26-27年シーズンは8月初旬に開幕し、5月末に閉幕。W杯のない27-28年から3季は7月第3週に開幕し、6月初旬に閉幕する。再びW杯イヤーを迎える30-31年は、26-27年と同時期でリーグ戦が開幕する。

提示した側である日本協会の幹部は「ACLやアジア杯、FIFAが決めている国際Aマッチデーにも適した日程で、Jクラブにも日本代表活動にもベストな選択になるはず」と強調した。実行委には移行への消極的意見もあるが、一方で「課題はあるもののプラス面も多い。クリアできないほどハードルが高いわけではない」と前向きな意見も多く、今後も議論される。