サガン鳥栖は、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)王者の浦和レッズを2-0で下し、連敗を2で止めた。

鳥栖は7日の川崎フロンターレ戦から中2日。鳥栖には戻らず、関東で調整を続けてきた。DF田代雅也(30)は、アジア制覇したばかりの浦和との対戦に「こういう相手に勝てるチャンスを一番最初にもらえた。僕らからしたら、光栄なことだと感じていた」。クリーンシートで快勝し「前が点を取ってくれたので守り切らないとという意識だった」とし「中2日で運動量とかでリズムは生めなかったけど、その分、どう守って攻撃につなげるのか、11人ですごく統一されていた。結果につながったのが良かった」と振り返った。

シュートは相手の16本に対し6本。川井健太監督は「シュート30本」を理想に掲げる。理想には届かない数字も「シュート40本で無得点、少なくても2得点の方がいい。やはり2-0で勝ったことが評価。今までの試合と違って、しっかり枠に入れてくれた」と話した。