浦和レッズやモンテディオ山形などでGKとして活躍した山岸範宏(44)が「ベストゴール」のヘディングシュート部門を受賞した。
6部門に分けて発表された「ベストゴール」でただ1人GKとして受賞し、「このゴールに投票してくださったサポーターの皆さま、メディアの皆さまに感謝したい。当時のチームメート、クラブスタッフの方々にも感謝の思い」。
選出されたゴールは、14年11月30日、J1昇格をかけたJ2チームによるプレーオフ準決勝の磐田-山形戦で山岸が決めたもの。1-1で後半ロスタイムに突入し、決勝進出には勝利が絶対条件の山形は、右CKのチャンスに山岸がゴール前まで上がった。ニアサイドで合わせた山岸は、ヘッドで後方に飛ばし、劇的な決勝点をたたき込んだ。当時について「決めるつもりはなかった」と告白。「相手選手を1人でも引きつけて、相手守備隊形にスクランブルを起こせられればという思い。まさか決まるとは」と懐かしんだ。
プレゼンターの松木安太郎も「世界的にもGKが、こういうゴールを決めるのはなかなか見られない」と大絶賛だった。【佐藤成】
◆GKの得点 Jリーグの発表によると、J2、J3、ルヴァン杯などを含めたJリーグ公式戦では過去に9例ある。初得点は96年の浦和GK田北で、PKで記録。自陣からのロングキックが偶然、入ったケースが多く、14年のJ1昇格プレーオフで山形GK山岸が決めたゴールはGKによる初のヘディング弾だった。



