北海道コンサドーレ札幌MF深井一希(28)が24日ルヴァン杯ホーム横浜F・マリノス戦(札幌ドーム)で約8カ月ぶりに試合復帰する見込みとなった。

23日、札幌ドームサブグラウンドでの前日練習に参加。昨年9月15日に右膝前十字靱帯(じんたい)を断裂し、戦列を離れていた。先発として出場する可能性もある。「まだコンディションは100%じゃないですが、その中でもやれることはある。とにかく一生懸命やって、サポーターのみなさんがすごい待っていてくれていると思うので、元気な姿を見せれるように頑張りたい」と意気込んだ。

両膝合わせて4度目の前十字靱帯(じんたい)断裂だったが、リハビリを乗り越えて復帰は目の前に。偶然にも、相手の横浜FW宮市亮(30)も同じケガから約10カ月ぶりの復帰戦となる可能性がある。復帰に向けてエールを送り合った仲。「お互いケガなく終われるのが一番」と対戦を心待ちにした。

チームは勝てば、他の組の結果によって5年連続の1次リーグ突破を決めることができる。準優勝だった19年の決勝で得点も挙げている背番号8は「またあの素晴らしい舞台に行けるように。試合に出たからにはチームのために頑張りたい」と貢献を誓った。【保坂果那】