北海道コンサドーレ札幌MF浅野雄也(26)が15日、札幌・宮の沢で今季前半戦を「65点」と自己採点した。

サンフレッチェ広島から加入し、リーグ戦開幕スタメンに抜てきされ、全17試合に出場し、チーム最多タイの8得点をマークした。すでに21年広島時代の37試合6得点のシーズン最多を更新。だが「100点満点中65点くらい。合格ラインには行ってるくらい。振り返ったらまだまだチャンスがあった。外した回数が多い。あれだけチャンスがあって8点かって感じ」と振り返った。

北海道の大地がパワーの源だ。札幌での活躍の要因を聞かれると「食べ物がおいしいから」と、ちゃめっ気たっぷりに答えることがある。今週のオフには、積丹町でウニ丼を堪能した。積丹岬を「オフなのに汗だくになりながら登った」。お目当ての名産を味わい「おいしかった。いい思い出ができた」と笑顔。英気を養い、「満足できる点数」という「80点」を目指し後半戦に向かう。

リーグ中断期間に行われる18日ルヴァン杯ジュビロ磐田戦(札幌ドーム)への準備を整える。この日は3人1組での戦術練習で、動き出しのタイミングなどを細かくすり合わせた。連戦では、なかなか連係の確認に時間を取れないが、「キツすぎた。久しぶりにキャンプを思い出した」と話すほど、約2時間たっぷり汗を流した。引き分け以上で1次リーグ突破が決まるが「負けていい試合はない。勝って次につなげたい」と意気込んでいた。【保坂果那】

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