ガンバ大阪は17日、パリ五輪世代DF半田陸(21)が、完全非公開で行われた14日の練習中に左すねを骨折し、「左腓骨(ひこつ)骨幹部骨折」と診断されたことを発表した。

足首から膝付近まである腓骨の中で、骨幹部とはその中央部分の骨折になる。治療は比較的難しい箇所とされている。

クラブからは、全治などの詳細は公表されていないものの、関係者によると、今回は保存治療ではなく、手術を行う予定だという。

試合復帰までは10~12週を見込んでおり、最短で9月末から10月になりそうだ。

一時の不振から脱したG大阪だが、半田の離脱による戦力面の影響は少なくなく、来年にパリ五輪を控える代表チームにとっても痛い離脱になる。

J2モンテディオ山形から新加入した半田は、開幕から右サイドバックの定位置をつかみ、ここまで19試合1得点。今回の骨折のために、16日の柏戦はベンチから外れていた。