静岡ユースは0-2でU-18日本代表に敗れ、2連敗で優勝が消滅した。同世代のトップ選手がそろう格上との一戦は前半26分に先制点を献上。後半4分にも自陣右サイドを崩され、追加点を許した。試合内容では互角以上の戦いを演じたが、決定力の差が勝敗を分けた。

押し込みながらも、一押しが足りなかった。前半から小気味よくボールを動かしながら、攻撃のテンポを作った。だが、ゴールに迫るまでの決定機は作れず、一瞬の隙で失点。鷲巣延圭監督も「ゴール前のクオリティーの差がゲームの結果につながってしまった」。前半は0-1。後半も同様の展開だった。

それでも、攻めの姿勢は貫いた。2点を追う後半32分には連動したパス回しで右サイドを突破。クロスをMF林賢人(藤枝明誠3年)が右足ダイレクトで合わせた。シュートはゴール右に外れるも、意図的な崩しで相手ゴールに迫った。同37分にもMF川合徳孟(磐田U-18・2年)が個人技で中央を突破し、右足ミドル。最後まで得点は奪えなかったものの、後半は決定機の数で相手を上回った。

2試合を終え、チームはいまだ無得点。12年ぶりの優勝も逃した。20日の最終戦はU-18韓国代表と対する。MF矢田龍之介(清水ユース2年)は「自分がゲームを作りながらゴールを取りたい」。指揮官も「成長するためには大事な試合」と位置付けて、最後は意地を見せる。【神谷亮磨】