全日本大学サッカー連盟が総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント(9月1日開幕、宮城ほか)の北海道代表・北海道教大岩見沢の不参加を決めたことを受け、日本サッカー協会に不服申し立てをしていた同校は29日、同協会から同連盟の決定を無効とする通達を受けた。同校サッカー部の安部久貴監督(44)が「日本サッカー協会さんに不服申し立てをしていた。その結果、全日本大学サッカー連盟が下した決定を無効とするという決定がなされた」と明かした。

同連盟は前日28日、参加申込期限までに同校からの書類が到着しなかったため、同大会への参加を認めないことを発表。1回戦の対戦相手の鹿屋体育大(九州代表)の2回戦進出を決定していた。同校は期限までに到着する予定の速達で書類を送付していたという。そのため、日本協会に不服申し立てをしていた。

同監督は「決定は無効になったので、我々は出場できるという認識。我々の方にはまだ何も学連からアクションはない。元々出るつもりで準備していたので、変わらず」と話した。