浦和レッズは、横浜F・マリノスと対戦し、PK一発に泣き0-1で第1戦を落とした。

自慢の堅守と激しいプレスで横浜の流れるような攻撃は封印したが、後半16分に相手のクロスがペナルティーエリア内にいたDF荻原の手にあたり、ハンドでPKを献上。横浜FWアンデルソン・ロペスに決められた。後半アディショナルタイムには、主将のDF酒井宏樹が、ドリブルで仕掛けた横浜MF宮市を倒し、2枚目の警告で退場になった。U-21の枠で出場の17歳MF早川は負傷退場しており、15日の埼玉スタジアムの第2戦は厳しい台所事情で臨むことになる。

試合後、浦和のスコルジャ監督は「マリノスに明らかな決定機はなかった。狙い通りだった。クロスの流れから荻原の不運なハンドがありPKになってしまったが、Jのベストチームをいい形でコントロールできていた」と振り返った。

早川の負傷の具合によっては、U-21枠で19歳MF堀内陽太の出場が有力になる。DF酒井は第2戦は出場停止。指揮官は「早川の状態を見極めたい。早川が(出場)できない場合、堀内を起用しないといけないが大丈夫だと思います。彼はいろんなポジションをこなせる」と話した。