日本フットボールリーグ(JFL)は5日、東京都内で23年シーズンの年間表彰式を行い、最優秀選手賞(MVP)はホンダのエースFW岡崎優希(26)が輝いた。今季は10得点を挙げ、チームの4年ぶり10度目の優勝に貢献した。
岡崎は受賞スピーチで「今シーズンを振り返ると、本当に苦しい始まりでした。開幕から7試合で1勝しかできず、けが人も多くいました。しかし、そんな中で下を向く選手、スタッフは1人もいませんでしたし、練習で手を抜く人間も誰1人いませんでした。それが夏場の7連勝、そしてリーグ最終盤でも練習できるという勝負強さに繋がったと思っています。今年はチームで突出した誰かが活躍したわけではなく、チーム25人、スタッフで勝ち取った優勝だと思います」と話した。
自身のMVPについては「一緒に戦ってくれたチームメート25人と、僕を信頼してピッチに送り出してくれた小林監督、そしてチームスタッフのおかげです」と感謝した。
さらに「僕自身、今年の結果には満足していません。もっと点が取れたし、もっといいプレーができたと思います。来シーズンはこの賞に恥じないよう個人としてレベルアップし、チームとしてこの素晴らしい場所に帰って来られるよう努力していきます」と誓った。
チーム、個人表彰は次の通り。
■優勝
ホンダ(4年ぶり10度目)
■準優勝
ブリオベッカ浦安
■3位
レイラック滋賀
■フェアプレー賞
ヴェルスパ大分
■最優秀選手
岡崎優希(ホンダ)
■得点王
日野友貴(ミネベアミツミ)=19得点
■新人王
後藤裕二(ソニー仙台)
■優秀監督賞
小林秀多(ホンダ)
■優秀レフェリー賞
堀善仁
■ベストイレブン
<GK>
廣末陸(ラインメール青森)
<DF>
西袋裕太(ブリオベッカ浦安)
八戸雄太(ホンダ)
澤田雄大(ソニー仙台)
杉山耕二(ヴェルスパ大分)
<MF>
鈴木雄也(ホンダ)
村越健太(ブリオベッカ浦安)
平田健人(ソニー仙台)
松本和樹(ホンダ)
<FW>
日野友貴(ミネベアミツミ)
岡崎優希(ホンダ)