日本プロサッカー選手会(JPFA)が13日、栃木県内でトライアウトを実施した。Jリーグのクラブを中心に、退団する選手を対象としたシーズンオフの恒例行事。2日目のこの日は29人が参加した。
J2のV・ファーレン長崎FW都倉賢(37)が紅白戦で2得点1アシストと結果を残した。今季は22試合(441分出場)で1得点だが、J1札幌、C大阪で得点を量産したストライカーの嗅覚は健在。味方への要求など声でのリーダーシップぶりも目立った。
都倉は「サッカーが出来て楽しかった。即席のチームの中で、1人1人がアピールできるような雰囲気づくりが出来たのは良かった」と振り返った。
トライアウトに参加した理由に37歳の年齢と、生でプレーをアピールすることを挙げた。「サッカーへの情熱とかは生で見てもらわないと伝わらない。僕は死ぬまで現役をやり続けたいので。そういった意味も込めてトライアウトに参加できたのは良かった。必要としてくれるクラブがあればサッカーを続けたい」。サッカーへの情熱がギラギラと燃えている。