鹿島アントラーズが、DAZNの「やべっちスタジアム・デジッチが行く」で「劇団鹿島」を披露し、SNSで盛り上がりを見せている。

「デジッチ」は、キャンプ中に選手がチームの動画を撮影する人気企画。今季の鹿島はDF安西幸輝(28)とFW垣田裕暉(26)がプロデュースと進行役を務めた。

今回のメーン企画は、安西と垣田が「劇団鹿島」の旗揚げを宣言することからスタート。昔話「桃太郎」を上演すべく、若手選手を集め「イヌ」「「サル」「キジ」役をオーディション。最後は、鹿島オリジナルの「桃太郎」のストーリーが展開。安西の笑いのセンスが存分に発揮された形となった。

鹿島のコーナーを見終えた番組MCの矢部浩之(52)からは「これ、何してんの、鹿島の皆さん」。スタジオでは「おもしろかった」の声が挙がり、矢部は「劇団鹿島、ビックリしたんだけど…。鹿島は硬派なチームの色だと思っていたので劇団鹿島、やられましたね」と、お笑い界の大御所から「合格点」が出た。鹿島OBの中田浩二氏も「良かったですね。安西の本気を見ました」とコメントした。

X(旧ツイッター)では「劇団鹿島」がトレンド入り。「劇団鹿島おもしろすぎて腹抱える、さすが安西」「劇団鹿島のトレンド入りは草」「劇団鹿島おもしろすぎ」「劇団鹿島にはやられた!」「劇団鹿島をうっかり、ランチ中に見てしまい、食べてた豚汁を吹き出した。今から掃除しなきゃ」。安西の渾身(こんしん)の作品となった。