J3ギラヴァンツ北九州は8日、DF夛田(ただ)凌輔(31)が現役引退すると発表した。
セレッソ大阪U-18からトップチームに昇格し、その後は大分トリニータ、C大阪、ザスパクサツ群馬、C大阪、群馬、AC長野パルセイロ、栃木SC、ブラウブリッツ秋田、SC相模原、北九州と13年間で8クラブを渡り歩いた。
J2通算130試合2得点、J3通算153試合5得点、天皇杯通算6試合1得点。
クラブから発表されたコメント全文は次の通り。
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この度、サッカー選手を引退することを決断しました。はじめにファン、サポーターの皆さん、今まで応援ありがとうございました。
小さい頃から単純にサッカーが好きで、全力でボールを追いかけて、夢であったプロサッカー選手になれた時は、本当に嬉しくて涙を流したのを今でも覚えています。
それから13年間、笑ったり泣いたり怒ったりと色々な経験が出来ました。どんな事があってもサッカーがそばにあって、サッカーで上手くいかなくて悩んでも、サッカーをしていれば元気になれて、楽しい時間でした。
5年前、チームが決まらずに引退しようと考えた事もありましたが、そこで引退をせず、それから5年間もプレーできて、本当に幸せでした。
13年間で8チームと渡り歩き本当に濃いサッカー人生でした。
セレッソ大阪、大分トリニータ、ザスパクサツ群馬、AC長野パルセイロ、栃木SC、ブラウブリッツ秋田、SC相模原、ギラヴァンツ北九州の関係者の皆さん、お世話になりました。本当にありがとうございました。
ファン、サポーターの皆さん、いつも練習場やスタジアムで声をかけてくれて、話をしてくれてありがとうございました。
一緒にボールを蹴ったチームメイトのみんな、いつもうるさくめんどくさい絡みにも笑って応えてくれて、仲良くしてくれてありがとうございました。
貝塚JSC、サザンウェーブ泉州FC、セレッソ大阪U-18で指導してくださった監督、コーチの皆さんのおかげでプロサッカー選手になることができました。ありがとうございました。
家族、親戚のみんな、遠く離れた場所まで来てくれたり、いつもサポートしてくれてありがとう。
プロサッカー選手ではなくなりますが、これまでサッカーを通じて得たものをフルに使って、自分らしく元気に笑って全力で夛田凌輔を表現していきたいと思います。またどこかで皆さんとお会いできることを楽しみにしています。
本当に13年間、ありがとうございました。(原文のまま)
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168センチと小柄ながら豊富な運動量とファイトあふれるプレーでファンを魅了した。愛された選手とあって、この現役引退にC大阪をはじめ元所属クラブがSNSで次々とねぎらいの言葉を送っている。