横浜F・マリノスは8日、FW西村拓真(27)が海外クラブへの移籍を前提とした交渉、準備のためチームを離れることになったと発表した。

関係者によると、スイス1部セルベットが候補に挙がっており、今後について「正式に決定次第あらためて報告する」としている。本拠はジュネーブで、DF常本佳吾も所属。昨季リーグ2位で欧州リーグに参戦し、今季もスイスで2位につけている。富山第一高、仙台からCSKAモスクワ、ポルティモネンセで欧州を経験。20年に復帰した仙台を経て22年に横浜へ完全移籍し、J1優勝に貢献した。日本代表としては通算5試合3得点を記録している。