ガンバ大阪は18日、クラブの公式ホームページで10日のサンフレッチェ広島とのプレシーズンマッチ(エディオンピースウイング広島=Eピース)で、アウェー専用エリアのトイレで油性ペンによる落書きが確認されたと報告した。

詳細については「試合終了後、スタジアム清掃時に、2Fビジター専用エリア内のトイレにある4つの個室において、油性ペンによる落書きが見つかりました」と説明。

さらに「本件は器物損壊罪に相当する犯罪行為です。このような行為はEピース、広島、スタジアム建設に関わる方々並びにG大阪を応援する全ての方々への侮辱でもあります。現在、行為者特定に向けて調査を実施しており、弊クラブとしても行為者特定に向けて最大限尽力しております」などとコメントした。

アウェー専用エリア内での事象だが、現時点でG大阪の応援者が起こしたかなどは分かっていない。

Eピースは長年の時間と総事業費約286億円をかけ、広島市中心部に誕生した広島の新スタジアム。2月に開業したばかりで、G大阪戦が記念すべきこけら落としだった。前売り券も完売して観客2万6418人が詰めかけ、試合はG大阪が2-1で逆転勝利を飾った。