Jリーグ開幕PRイベントが19日、東京都内で行われ、京都サンガからU-23日本代表MF川崎颯太(22)が出席した。

川崎は、25日に柏レイソルと戦う開幕戦を控え「今年は残留争いの悔しさから抜け出して、上位に行くっていうモチベーションが高くなってきている。開幕戦は絶対取りたい」と意気込んだ。

柏にはU-23代表で共闘するFW細谷真大(22)が所属。この日隣り合った相手に対して、川崎は「去年のホームゲームでは(細谷)真大に2点決められて敗戦した。同年代が活躍するのはうれしい分、自分のチームでは絶対やられたくない。ポジションは違うけど、絶対やらせない」と警戒した。

パリ五輪が開催される今季は、特別なシーズンになる。「オーバーエージもあるけど、基本的には一生に一度だと思っている。サッカー以外の競技もあって、本当に国民全体が注目してくれる大会。絶対に出たいと思うし、選手の価値を上げられる大会はそう多くないと思ってるので、そこを勝ち取っていきたいなと思う」。京都の若き主将は、国内だけにとどまらず、世界の舞台での活躍も見据え、新シーズンに挑む。