横浜F・マリノスがバンコク・ユナイテッド(タイ)に1-0と勝利した。延長後半アディショナルタイムにFWアンデルソン・ロペス(30)がPKを決め、2戦合計3-2で初の8強進出を決めた。

雨で滑るピッチ、引いて守る相手。チームで放った37本のシュートはことごとく外れたが、最後まで勝利信じて戦った。

苦しんだ末の勝利。試合後の会見でハリー・キューウェル監督は「この大会で次に進むのは簡単ではない。たくさんのチャンスは作ったがラストパスで正確さを欠いた。でもみんなプッシュ続けた。最後の最後に得点でき、やり切る姿勢を見せられた」と

主将のMF喜田拓也は「16強の壁に阻まれてきたので、チーム全員で強い気持ちで勝ちきった。それがうれしく思う。ハリー監督の言う通り、もっともっと自分たちはできる。それを信じて貫き通したい」と喜んだ。さらに「もっといい景色が見られると思う。挑戦を続けたい」と自らに言い聞かせた。

日本勢で唯一勝ち上がり、準々決勝(3月6日アウェー、13日ホーム)では川崎Fを破った山東(中国)と対戦する。

【ACL】横浜8強進出!延長後半に劇的PK、バンコク・ユナイテッドとの死闘制す/ライブ詳細