明治安田J2は24日に開幕する。1、2位がJ1に上がり、3~6位は昇格プレーオフへ。下位2チームはJ3降格となる。全20クラブを紹介する。
(上中下の3回連載の上)
▽仙台
昨季は16位。年代別日本代表などを指揮した森山新監督が就任し、素早い攻守の切り替えで勝負する。昇格プレーオフ圏内の6位以上が目標だ。
▽秋田
吉田監督体制は5年目。堅守から縦に速い攻撃を貫き、昇格プレーオフ圏内の6位以上を目指す。新加入した昨季J3得点王のFW小松が得点力向上のキーマンとなる。
▽山形
昨季は5位で2年連続の昇格プレーオフ進出。渡辺監督在任2年目の今季はJ2優勝を目標に掲げる。相手を崩すパスワークと速攻を使い分けた攻撃サッカーを目指す。
▽いわき
昨季は一時最下位に沈んだが残留。昨季途中に就任した田村監督の下、昇格プレーオフ圏内を狙う。昨季の主力が多く移籍。連係確立が急務だ。
▽水戸
浜崎監督体制2年目。選手の約半数が入れ替わった。全員攻撃、全員守備のサッカーで、クラブ創設30周年の節目に初のJ1昇格となるか。
▽栃木
堅守速攻を掲げる田中新監督の下、昇格プレーオフ進出を目指す。FWイスマイラや、昨季J3で10ゴールのFW南野らの活躍で、得点力不足の課題を克服したい。
▽群馬
大槻監督が就任3季目を迎え、攻守両面でさらなる成熟が期待される。得点力不足解消へ、攻撃陣を中心に補強した。FW高沢ら新戦力がかみ合い、台風の目となるか。
(中へつづく)